診療の流れ
診療の流れ
※STEP.1・2・4・5は神成美容外科で行います。
※STEP.3はグランソール奈良で行います。
幹細胞抽出・培養とは
1. カウンセリング
まず、最初に行うのがカウンセリングです。
カウンセリング専用ルームで、まず患者様のご希望・ご要望をしっかりとお聞きします。
そのうえで医師から治療の目的や安全性、リスクなどをご説明させていただきます。
ここで大切なことは患者様と医師がしっかりとコミュニケーションを取り、相互が納得いくまで話し合うことです。
カウンセリングを行う際、当クリニックが最も重視しているのがインフォームド・コンセントです。
インフォームド・コンセントとは、治療について患者様やそのご家族が内容について十分に説明を受けよく理解したうえで、
患者様ご自身の意思で医師と治療の方針についての合意をすることです。
2. 脂肪組織採取前診察
幹細胞培養を用いた治療は、患者様に同意していただいてから採血し、検査を行ったうえで実施します。
採血では、次のような検査を行います。
・血液検査を行い、ウィルスなどに感染していないか感染症の有無を見る。
・全身のスクリーニング検査。
血液検査で正常範囲内でも病気の手前の場合もあります。
全身をスクリーニングすることで、新たな病気が見つかることもあるので大切な検査です。
3. 脂肪組織採取
細菌感染を防止するために、管理が行き届いた清潔な手術室にて、皮下組織から脂肪組織を採取します。
脂肪組織の採取の方法は、医師との話し合いで以下のどちらかの方法で行ないます。
吸引法
シリンジ吸引法にて、お臍もしくはヒップを数ミリ切開して脂肪を採取します。
幹細胞療法のみを受ける方の方法です。
ブロック
数ミリ~数センチ程度切開して2ミリ四方のブロックで脂肪組織を採取します。
ほかの美容治療、例えば目の上や目の下脂肪取り等の治療で採取した脂肪を幹細胞培養治療に活用することも可能です。
4. 細胞培養
当院提携ラボにて厳密な品実管理のもと、幹細胞の分離・培養を行います。
培養には1ヶ月程かかり、無菌で保管致します。
5. 局所投与 肌のエイジングケア・頭髪
【肌のエイジングケア・頭髪】
シミ・シワ・たるみ・育毛・発毛などの美容医療を行うときにこの方法で投与します。
投与した後はすぐにご帰宅できます。
入院の必要はありません。
6. 投与と継続治療
投与後はアフターケアとサポートを行います。
症状やご状態により異なりますが、初診時の治療プランに基づき、約1ヶ月毎に継続投与を行います。